●設立の背景とねらい新狭山ハイツは、73年~74年に分譲された770世帯の分譲団地です。この29年間、 自治会、管理組合、さらには関係団体などが連携しあい、地域ぐるみで活発かつ多彩なコミュニティ活動を展開してきました。その主なものとして、緑化活動、地域文庫活動、秩父の荒川村(現在秩父市)との交流、文庫の家兼ミニ集会所(まるた小屋)の自力建設、古紙・古着・アルミ缶などのリサイクル活動、生ごみリサイクルの推進、わくわく自然園(ビオトープ)の自力建設、一人暮らしの高齢者の会食会やたまり場づくり、有償福祉サービス・たすけあいの輪などの高齢者自立支援活動などがあります。こうした一連の活動は対外的にも高い評価(※下記「主な受賞歴」参照)を受けてきました。しかし、ハイツに限らず地域社会は、進展する少子高齢化への対応、循環型社会の推進、コミュニティの再生、定住の促進など、様々の課題を抱えています。これら地域課題に対応していくためには、狭山市及びその周辺地域における、行政、関係団体やグループなどとゆるやかな連携を図るとともに、協働することが求められています。そこで、新狭山ハイツで長年培われてきたコミュニティ・マネジメント力を活かしつつ、
“安心して楽しく住み続けられる街・コミュニティづくり”をめざし、公益的な事業に積極的に取り組む母体として、「特定非営利活動法人グリーンオフィスさやま」を設立することとした次第です。なお、法人の名称は「元気で生気あふれた実践的な活動の担い手」を標榜したものです。
- <法人の4つの目標>
- (1)環境に配慮した環境保全型コミュニティづくり
- (2)生活者にやさしい福祉型コミュニティづくり
- (3)遊び心でふれあいを育む育縁型コミュニティづくり
- (4)安心して住める定住型コミュニティづくり
★新狭山ハイツの主な受賞歴★
■緑化活動に関するもの(緑化推進本部)
1976年 埼玉県及び狭山市自然環境保全功労者表彰
1982年 埼玉県緑化功労者表彰
1984年 (財)都市緑化基金等主催緑の都市賞(建設大臣賞)
1986年 緑化推進功労者内閣総理大臣表彰
1989年 狭山市文化功労者表彰
2000年 埼玉県シラコバト賞
2005年 狭山市コミュニティ推進協議会花いっぱいコンクール最優秀賞
■ビオトープづくりに関するもの(わくわく自然園を守り育てる会)
2002年 埼玉県さいたま環境賞
2004年 狭山市茶の木賞
■その他コミュニティづくりに関するもの(その他団体)
1990年 まるた小屋建設実行委員会:埼玉県ふるさとづくり賞地方審査優秀賞
1997年 花水木会・狭山市茶の木賞
2000年 大人の文化サロンまるたの会:狭山市茶の木賞
2002年 あおやぎ文庫:狭山市茶の木賞
2003年 リサイクルの会:狭山市茶の木賞
2003年 荒川交流実行委員会:狭山市茶の木賞
2005年 荒川交流実行委員会:埼玉県シラコバト賞
2006年 寿会:狭山市茶の木賞
2007年 自治会:狭山市環境浄化功労者表彰
2009年 生ごみリサイクルを進める会:埼玉県シラコバト賞