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講演会「希望のつくり方」の報告(はいつニュース6月号より)
4月24日(日)、東京大学社会科学研究所の玄田有史先生による講演会「希望のつくり方」を開催(自治会・管理組合協賛)。60名を超える方が参加。先生は「希望学のことが報道されると宗教団体から一緒にやらないかと」とアプローチあったと苦笑されながら、また「宇多ヒカルは希望をユーモアではないかと言ったがこれは社会の不条理に対する鋭い指摘が込められているのでは」などと紹介されつつ、お話は本題に。ユーモア溢れる先生のお話に会場はしばしば笑いとうなずきで満ちる。今回の講演の主旨は「閉塞感漂う地域にどう希望をつくるのか」について考えることにあったのだが、先生のお話から「挫折や失敗も肥やしに」「希望と誇りは密接に関係」「物語を紡ぐ・追い求めていく」「希望は伝播する」、そして「希望は自分たちでつくるもの」といったフレーズが印象に残った。ここで講演にご参加いただけなかった方のために先生の著書『希望のつくり方』(岩波新書)の巻末にある「希望のつくり方のヒント」をご紹介しておきます。
- 希望は「気持ち」「何か」「実現」「行動」の4本柱から成り立っている。希望がみつからないとき、どれが欠けているのかを探す。
- いつも会うわけではないけれども、ゆるやかな信頼でつながる仲間(ウィーク・タイムズ)が、自分の知らなかったヒントをもたらす。
- 失敗した後に、つらかった経験を踏まえて、次の新しい希望へと、柔軟に修正させていく。
- 過去の挫折の意味を自分の言葉で語れる人ほど、未来の希望を語ることができる。
- 無駄に対して否定的になりすぎると、希望との思いがけない出会いもなくなっていく。
- わからないもの、どっちつかずのものを、理解不能として安易に切り捨てたりしない。
- 大きな壁にぶつかったら、壁の前でちゃんとウロウロする。
(最後のヒントはご自身の経験をふりかえりながらみつける)
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現在、先生は東日本大震災復興構想会議検討会のメンバーとして、復興に関わっておられるとのこと。当日も首相官邸で行われた会議を終えて、駆けつけて下さった。感謝申し上げるとともに、今後のご活躍を期待したいと思います。(毛塚記)
講演会の案内はここをクリックしてご覧ください。
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